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2025/02/12院内新聞・スタッフコラム

失ったら大変!歯の役割について

こんにちは!草津駅前デンタルクリニックです!

本日は歯の役割についてご紹介します。

 

私たちの日常生活に欠かせない「歯」。当たり前のように食事を楽しんだり会話をしたりしていますが、歯が果たす役割は想像以上に重要です。歯が1本でも失われると、その影響は健康や生活の質に直結します。


歯の役割とは?

歯には、私たちの体を支えるさまざまな役割があります。以下にその代表的な機能を挙げてみます。


・食べ物をかみ砕く

食べ物を噛み砕き、小さくすることで消化器官への負担を軽減します。特に奥歯は食べ物をすりつぶす役割を持ち、胃や腸での消化をスムーズにするために欠かせません。


・発音を行う

歯は、舌や唇と連携して発音を助けます。特に「サ行」や「タ行」の発音には前歯が重要で、歯が抜けていると正確な発音が難しくなることがあります。


・美しい表情をつくる

歯は、笑顔や口元の印象を大きく左右します。歯並びや歯の色が整っていると、笑顔がより魅力的になります。また、歯の位置が顔の骨格や筋肉に影響を与えるため、歯を失うと顔全体のバランスが崩れる可能性があります。


・味覚を豊かに保つ

噛むことで食材の風味が口の中に広がり、味覚を楽しむことができます。また、唾液の分泌も促されるため、より豊かな食事体験を得ることができます。


歯と健康の深いかかわり

歯は食事だけでなく、全身の健康とも深い関わりがあります。


・消化のサポート

歯でしっかり噛むことで食べ物が細かくなり、消化器官の負担を軽減します。もし噛む力が低下すると、胃や腸に大きな負担がかかり消化不良や栄養吸収の低下を引き起こす可能性があります。


・全身への影響

よく噛むことは唾液の分泌を促し口内環境を清潔に保つだけでなく、消化酵素を活性化させて栄養の吸収を効率的に行う助けになります。また、噛むことで脳への刺激が増え、認知機能の向上やストレス軽減の効果も期待されています。


・体のバランスを保つ

歯が失われると、噛み合わせが崩れることで全身のバランスに影響を与えます。顎や首、肩の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。


歯と発音、会話のかかわり

私たちが日常的に行っている会話や発音も、歯の存在なしにはスムーズに行えません。

・前歯の役割

前歯は特に発音の補助に大きく関与しています。「サ行」や「フ行」など、一部の音は歯と舌、または唇が接触することで発音されます。歯が失われると発音が不明瞭になる場合があり、会話に支障をきたすことがあります。

・口元の動き

歯の位置や噛み合わせが正しいと、口元の動きがスムーズになり、自然な会話が可能です。歯を失うと、口の中の空間が変わり、言葉の発音や声の響き方に影響を及ぼします。

 

歯を失うことで起こる問題

たった1本の歯を失うだけでも、さまざまな問題が発生します。


・他の歯への影響

歯が抜けた部分を補わないままにしておくと、隣接する歯が傾いたり、噛み合わせが乱れたりすることがあります。また、噛む力のバランスが崩れ、他の歯に過剰な負担がかかることも。


・健康面へのリスク

噛む力が弱まることで食事が制限され、栄養不足に陥る可能性があります。また、噛み合わせが悪化することで顎や肩の痛み、さらには全身の健康にも影響が出ることがあります。


・見た目や心理的影響

前歯を失うと見た目に大きな変化が生じ、笑顔や表情に自信が持てなくなることがあります。これが心理的ストレスとなり、対人関係や生活の質にも影響を及ぼすことがあります。



まとめ

歯は食事や会話、見た目、そして全身の健康において非常に重要な役割を担っています。たった1本の歯を失うだけでも、他の歯や健康にさまざまな影響が及ぶことを理解することが大切です。歯を失う主な原因は、「むし歯」と「歯周病」です。これらを予防するには、日々のケアや定期的な歯科検診によって予防することが欠かせません。今ある歯をしっかり守り、健康で快適な生活を送りましょう。

 

草津駅前デンタルクリニック

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