新着記事

  • 2017/07/23院長コラム

    新しいインプラントシステム

    今日は梅雨明けで暑かったです。

    私が日々信頼しているインプラントメーカーのカムログ社の新しいインプラントシステムが発表になりました。海外では5年前に発表されていましたが、日本の医療現場では国の認可遅さの関係で遅れてしまいます。おかげで、先端医療と言いながらもいつも日本は海外でややで遅れます。良く言えば、海外で5年間十分臨床成果が出たところで我々が使用できる安心な面もあります。

    今回のシステムは今までの利点を残しつつ更に進化したより安心な製品となりました。この夏からうちも採用して臨床に取り入れていきたいと思います。特に、前歯の審美を必要とする症例や奥歯の骨の厚みが少ない症例などが特徴です。

  • 2017/07/09院長コラム

    「歯科医院の半数が医療機器を使い回し?」ありえない!!!

    「厚生労働科学研究成果データベースより全国の歯科医師1000人にアンケートをしたところ、その半数が医療機器を使い回す」って先日、朝の情報番組「とくだね!」で特集されていました。

     数年前にもありましたが、今月は特に週刊誌やワイドショーでこの話題が盛りだくさん。使い捨てグローブを取り換えない!症例によって取り替えるなんて信じられな〜〜〜い!ディスポの手袋なんて薄くて、そんな何度も使っていると穴が開いて自分自身への感染リスクも上がってしまいます、今時本当にそんな歯科医院あるのでしょうか?

     私の常識としては、医療器材の洗浄・消毒・滅菌はあたりまえで、うちのスタッフの仕事の半分は多分これに時間をとられています。おまけに、診療終わりにはディスポの大量のゴミ捨てで大忙しです。

     毎日毎日、朝早くから夜遅くまで、洗浄・消毒・滅菌をきちんと行って、院内感染防止をしてくれているスタッフのみんなご苦労様!

    追記:素手で治療していた時代とは、まだ検査器具無い時代名医が素手の手指感覚に頼っていた頃の話では? 

    また、うちのハンドピースはシロナ社製のダックユニバーサル(http://www.implant.ac/implant_html/care/more/mekkin2.htm)で通常では滅菌できない器具の生身まで処理しています。

  • 2017/06/25院長コラム

    日本臨床歯周病学会に参加

    日本臨床歯周病学会に参加
    今週末は、日本臨床歯周病学会 第35回年次大会Save Teeth! Save Implants! ~歯周病患者におけるインプラント治療~に参加しました。

    今回のテーマなSAVE!で、散々のインプラント膿漏の症例、対策についての公演でした。

    昨今、歯周病治療においてインプラント治療は必要不可欠な治療の選択肢です。草津駅前デンタルクリニックの歯科医師と歯科衛生士は、日々天然歯を残し一生美味しく噛むことが出来るように努めておりますが、残念ながら抜歯に至ることもあり、インプラント治療にいたる方が沢山おられやす。インプラント治療が成功した後はそれで終了ではありません!

    インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎(天然歯でいう歯槽膿漏)という新たな課題とも向き合わねばならなくなっております。

    そこで今回の学会では、再度最新の①天然歯とインプラントの長期的共存のための治療上の注意点 ②インプラント周囲炎の診断と処置 ③メインテナンスについて整理する事が出来ました、明日から臨床に生かしていきたいです。

  • 2017/06/11院長コラム

    インプラント研修を終えて

    第三回のインプラント研修会が終わりました。今回も充実した内容で東京でご開業、数々の有名芸能人の主治医でもある講師の梅田先生の熱いレクチャーを受けまた、明日からの臨床へのモチベーションがアップしました。最後の特別プログラムは、作秋に承認された歯科組織再生剤リグロス、科研製薬さんがわざわざ説明に来られ今まで再生医療で使用してきたエドゲインよりも優れており、しっかり阪大研究室で出されたデータの裏付けがあり安心して使用できそうです。