新着記事
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2021/06/30院内新聞・スタッフコラム
- 金属の詰め物と虫歯の関係
- こんにちは 歯科医師の村上です。
皆様、歯科医院でお掃除した時に銀歯の下に虫歯があると言われた経験はないですか。
そして、定期的にお掃除に通っているのに何故だろうかと疑問に思われたことはないですか。
その疑問にお答えさせていただきます。
まず、歯科医院で銀歯をつける際、銀歯と歯の間にせっちゃくを介在させます。これにより銀歯を取れにくくさせているわけですが、
この接着剤は歯と一体化するわけではありません。
あくまで日用ボンドのように歯と銀歯を繋ぎ止めてているものとなります。
そのため経年劣化すると、接着剤が溶け出し、歯銀歯の間に隙間ができてしまいます。
そこに虫歯菌が入り込んでしまうのです。歯と詰め物の間に入り込んでしまった菌はお掃除では除去しきれません。
その結果、定期的なお掃除に来ていただいた方でも詰め物の下に虫歯が出来てしまうのです。
虫歯の大きさや場所によっては銀歯を使わずに他の材料で治療を行うことも出来るので、是非ご相談ください。
※定期的なお掃除は新たな虫歯の発生防止や歯周病予防、改善に繋がりますので、積極的に受けましょう!!
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2021/06/04まるちゃんがお届けする予防のお話
- 私の愛用品をご紹介します♪♪
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みなさん、こんにちは。歯科衛生士の丸尾です。
暑い日が続くようになり、体調も崩しやすくなる今日この頃ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか??熱中症とコロナに気をつけて日々お過ごし下さいね(^^)
さて、久し振りの投稿になりますが、前回のブログでは適切なフッ素濃度を取り入れることをお伝えしました。
今回は具体的にどのような歯磨き粉を使ったらよいか選び方のポイントをご紹介したいと思います。私の考えるお勧めの選び方は次の通りです。✻研磨剤の粒子が細かいもの or ジェル状のもの✻磨くときの泡立ちが抑えられているもの✻年齢に合ったフッ素濃度が十分にあるもの✻お口の状態に合わせて+αの効果を促すための成分が含まれているもの→例えば、着色が気になる方、知覚過敏の症状がある方に対して必要な成分がちゃんと入っているかどうかも選び方のポイントの1つですね。
当院でも自慢の歯磨き粉をラインナップしていますが、その中でも特にお勧めしたいのが私がいま愛用している「SP-T ジェル」です!!この歯磨きジェル、いったい何がお勧めかというと...♢十分すぎるフッ素濃度 1450ppm が配合されています!!
♢ジェル状なので泡立ちが少ない、そしてなんといっても使い心地がとても滑らかなので気持ちよく磨けます。磨いた後もツルツル感を実感できるというメリットもあります♪♪
♢ジェル状の歯磨き粉なので研磨剤がないこともポイント!歯を傷つけやすい研磨剤が入っていないのでデリケートゾーンである歯のきわのケアに持ってこいですね♪※着色がつきやすい方は研磨剤の粒子が細かい歯磨き粉と併用するようにしましょう。
♢歯磨き粉にとってもちろん味も大事!!マイルドなミント味なのでミント辛いのが苦手...という方にも ピッタリです!ちなみに私もミント辛いのが苦手、泡立つのも苦手で SP-T ジェルを使用してからは市販の歯磨き粉が使えなくなりましたw
そしてこの 『SP-T ジェル』なぜツルツル感が出やすいかというとジェル状になっているのももちろんなのですが、実は「IPMP」という成分が高濃度に入っているそうなのです。少し専門的なお話になりますが、【IPMP 】とは殺菌作用のある成分の1つで、バイオフィルム内部への浸透性に優れ、高い殺菌作用を発揮します。 つまりお口の中の粘つきが取れやすくなって〈歯のツルツル感に繋がる〉ということですね。
さらにこの SP-T ジェルには歯周病の予防成分も入っており、【むし歯予防+歯周病予防も出来る】というオールマイティーな歯磨き粉となっています。価格としては少しお高めですが使う価値アリだと思いますので使ったことがないという方はぜひ使ってみてくださいね♪♪
当院でSP-Tジェルを¥1650でご購入頂けます(^^)
また次回このブログでお会いできるのを楽しみにしています。
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2021/06/01院内新聞・スタッフコラム
- 院内新聞『歯っぴー通信』
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『告知』
今月から毎月、院内新聞を発行いたします。
内容は、お口の健康について駅前のスタッフがいろいろ投稿させて頂きますので、ご期待ください。
6月は以下の内容です。
①肺を健康に維持するためには口の衛生管理が重要!
②舌みがきで誤嚥性肺炎も予防しましょう
③歯の健康レシピ
④管理栄養士♡しほちゃんの健康レシピ アドバイス
https://drive.google.com/file/d/1vdyxtyPBm1ZDPA2sdDCsi567LxAQnTp-/view?usp=sharing
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2021/05/23院長コラム
- 『デジタル入れ歯』日本臨床歯科CADCAM学会関西東海支部第30回記念大会を主催
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本日5月23日(日)は、私が副支部長を務めます、日本臨床歯科CADCAM学会関西東海支部第30回の記念大会でした。
日本のデジタルデンチャー(デジタル入れ歯)でトップランナーの5人の演者の先生方をお迎えして、素晴らしい講演をしていただきました。
入れ歯のデジタル化は、これからの超高齢化社会においてかなり有意義なものになるかと思われます。
① 一度デジタルで入れ歯を作ると、何度も同じ入れ歯を作ることが可能で紛失・破損にすぐに対応ができます
②今お持ちの「大事な入れ歯」を機械でスキャンすればもしもの為に同じものを作っておくことが可能です。
③ 嚥下などのお口の機能が衰えた患者さんには、従来の粘土による型取りではなくカメラでお口の中を撮影することで、型取りの苦痛や誤嚥性肺炎などの予防ができたりと、沢山の利点を得ることができます。
今後はこれらの新技術まだまだ発展途中ですが、草津駅前デンタルクリニックでも入れ歯のデジタル化を徐々に進めて行きたいと考えています。