審美治療とは

審美治療とは、機能だけでなく、口元の美しさも兼ね備えた治療のことを言います。
ただ単に噛む機能を取り戻すことだけが患者様に本当に満足していただける治療でしょうか?思い切り笑うこと、会話を楽しむこと、美味しく食事を召し上がっていただけること、そしてお口の中がずっと健康であること。このようにお口の中の咀嚼機能と審美的なトータルバランスを整え、美しい口元を作り出すための治療が、審美治療です。

メリット

  • 第一印象の向上
  • 咀嚼(そしゃく)機能の正常化
  • ブラッシングなどのセルフケアがしやすくなる
  • 虫歯・歯周病などの軽減
  • おいしくものが食べれるなど

セレックによる被せ物で美しい仕上がり

銀色の被せ物はお口を開けた時に非常に目立ってしまいます。特に下の奥歯は見えやすく、他の人の目に映りやすいことから、銀色の被せ物が気になる方も多いのではないでしょうか。銀歯を外して白いセラミックなどの被せ物に変えることは可能ですが、型取りを行って仕上がるまでに2週間近い時間を要してしまいます。この間は土台だけで過ごさなければいけないため、人の目が気になるなど日常生活に不便を感じる方もいらっしゃるかもしれません。このように銀歯でお悩みの方は、セレックによる治療をお勧めいたします。
当院はセレックを導入しており、美しく仕上がったセラミックの被せ物をその日のうちに装着して頂けます。

セレック画像01

セレックは歯科用CAD/CAM冠を作製するシステムで、光学カメラでスキャンしたデータを元にしてコンピュータで設計、セラミックブロックを削りだして修復物を作製します。
型取りは光学カメラを用いて口腔内をスキャンするため、患者様に負担がほとんどかかりません。従来の被せ物のように、印象材を用いて型取りを行う必要がなく、嘔吐反射が強い方にも辛い思いをしていただくことなく型取りが行えます。
スキャンしたデータをコンピュータに取り込んで設計し、機械で削り出すのに要する時間は2時間程度で、その日のうちに出来上がった被せ物を装着し、白く美しい歯を手に入れて頂けます。

セレック画像02

セレック治療の流れ

  • 01

    虫歯や金属の除去
    虫歯や金属の除去後にセレックに合わせた削り方を行います。

    虫歯や金属の除去

  • 02

    光学印象(口腔スキャン)
    削った後の歯に合わせて補填物作成のために、カメラで撮影を行い3Dのモデリングを行います。

    光学印象

  • 03

    パソコン上のソフトで補填物のデザイン
    歯のスキャンに合わせて詰め物のデザインを行っていきます。
    経験豊富な技工士が審美性・機能性を考えて調整を行います。

    パソコン上のソフトで補填物のデザイン

  • 04

    削り出し・研磨
    補填物のデザインを元にミリングマシンという機械を使って、補填物を作成します。

    削り出し

  • 05

    手作業による調整
    表面な細かいザラつきの研磨や最終的な調整を技工士が行います。

    手作業による調整

  • 06

    患部に装着
    違和感がないかどいうか色味があっているかどうかを確認しながらセラミックの補填物を患部に装着します。

    患部に装着

保険治療と自費治療の違いについて

保険治療で使用されるメタルクラウンについて

メタルクラウンは金属を使用した、失ってしまった歯を埋める、被せる形で使用されます。強度に優れており頑丈ですが、歯の隙間から虫歯が再発する可能性が高かったり、金属アレルギーの原因、審美的に優れていないなどのデメリットがあります。

セレック画像01

自費治療で使用するセレッククラウンについて

従来の金属の被せものとは違い、材質はセラミック・ジルコニアで出来ているものです。
メタルクラウンのデメリットを解消できるため、近年ではこちらの方法を選択される方が増えています。目立たず、劣化も起きにくいため審美的に非常に優れており、詰め物であることを気づかれること自体が少ないことが最大のメリットです。

セレック画像02

審美歯科は口元を美しく仕上げます

口元は相手に第一印象を与える非常に重要なパーツです。口元が美しいと笑顔に自信を持つことができるため、毎日を生き生きと快活に過ごすことができるでしょう。 歯の色や形など、口元にお悩みをお持ちの方は是非いちど当院でご相談くださいませ。

口元を美しく仕上げます

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